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コラム

2023.12.22
【PLAY新丸子イベントレポート】「ショパン国際ピアノコンクール in ASIA」審査員による個人レッスン「世界の教授シリーズ2023秋」
【PLAY新丸子イベントレポート】「ショパン国際ピアノコンクール in ASIA」

2023年11月4日(土)、11月5日(日)に、PLAY新丸子サロンホールにて、「ショパン国際ピアノコンクール in ASIA」審査員によるレッスンが受けられるイベント「世界の教授シリーズ2023秋」が実施されました。

「ショパン国際ピアノコンクール in ASIA」は、これまでに多くの有名ピアニストを輩出してきた著名なコンクールであり、同コンクールの関連イベントとして開催されているのが、「世界の教授シリーズ」です。世界の著名な教授を定期的に招聘し、さまざまなレッスンを提供するもので、日々の練習をワンランクアップさせるチャンスとして、多くのピアノ学習者に活用されています。

今回、PLAY新丸子にて実施されたのは、シュチェパン・コンチャル先生による個人レッスンです。コンチャル先生は、カトヴィツェ音楽院(シマノフスキ音楽院)にてヨゼフ・ストンペル氏に師事し、第15回ショパン国際ピアノコンクール(2005年)のセミファイナリスト、ポーランド国内ショパンコンクールでは3度受賞など国内外のコンクールにて多くの受賞歴をもつピアニスト。17のヨーロッパ諸国をはじめ、サウスアフリカ、エジプト、オーストラリア、ニュージーランド、ジョージア、キルギス、モンゴル、中国、日本、カナダなど様々な場所で活動されています。

そんなコンチャル先生の指導を求めて集まった生徒さん方への熱い指導は2日間に渡っておこなわれ、その最後の枠に訪れたのが、東京藝術大学 音楽学部 器楽科2年生の新島 麻里菜(にいじま まりな)さんです。新島さんは昨年度もコンチャル先生の指導を受け、再び先生の指導を受けられることを楽しみにしていたとのこと。

今回は特別に、レッスンを終えたお二人に取材させていただくことが叶い、通訳を担当されたピアニスト小早川 朗子(こばやかわ ときこ)先生にも同席いただき、お話しを伺いました。

才能あふれる生徒との出会いを楽しみに…

コンチャル先生のレッスンを受ける新島さん
コンチャル先生のレッスンを受ける新島さん
Q
コンチャル先生のレッスンを受けるのは1年ぶりとのことですが、本日はいかがでしたか。

新島さん「すごく緊張しましたが、とても楽しみにしていたので念入りに準備をして臨みました。先生はわたしの弱点を見抜いて、的確かつ明確にアドバイスをくださるので、今回もとても勉強になりました」

Q
先生は何度も日本にお越しと伺いました。日本の生徒さんを指導する上で、印象に残ったことはありますか?

コンチャル先生「日本に来るのは7回目です。どの国に行っても、才能あふれる生徒さんとの出会いは嬉しいものですが、日本の生徒さんの特徴は…よく準備してきてくれるところです(笑)。麻里菜さんも、1年前と比べてとても成長していて、すばらしかったです。僕の指導のおかげではなく、ご本人がとても頑張ったからですよ。すごく優秀な生徒さんです」

レッスン時は先生の実演もおこなわれた
レッスン時は先生の実演もおこなわれた

24時間練習できる環境で、音楽に没頭

Q
今回は会場がここ、PLAY新丸子のホールでしたが、レッスンを受けるにあたって環境はいかがでしたか?

新島さん「響きが豊かで、よかったです。ピアノもスタインウェイですし、とても魅力的でした」

コンチャル先生「長時間レッスンをしていたけれど、疲れることもなく快適でした。室温や湿度も管理されていて、人だけでなくピアノにとってもよい環境だと思います。スタインウェイのピアノも最高でしたよ」

Q
小早川先生も通訳で長時間ホールにいらっしゃったと思うので、ホールの感想をぜひ伺いたいです。

小早川先生「明るいですし、かわいらしいコンセプトで、すてきだと思いました。ホールが想像以上に響く印象で、タッチの柔らかなお子様が弾いても気持ちよく弾けるのではないかなと思いました」

Q
ホールは、合わせやアンサンブルにもちょうどよいサイズなので、活用されている方が多いです。また、実は鏡の後ろに倉庫があって、録音機材も完備されているので、撮影、録音、配信などにも使えますよ。
鏡の背面には収納スペースがあり、録音機材や譜面台などが格納されている
鏡の背面には収納スペースがあり、録音機材や譜面台などが格納されている

新島さん「そんなスペースがあったんですね!びっくり!」

コンチャル先生「実はレッスンの前に部屋をチェックしたから、機材があることには気づいていたよ(笑)」

Q
「ショパン国際ピアノコンクールin ASIA」においても動画審査を選択することができるかと思いますが、まさにそうした動画を撮影するのにも活用いただけますよ!PLAYシリーズは、こちらの入居者専用ホールと、24時間演奏可能*な防音性能を備えた居室が大きな特徴です。みなさんにとって、このような住居は魅力的でしょうか?
*楽器により使用禁止や低音域の演奏時間に制限あり

コンチャル先生「こんな家に住みたいですよ!ポーランドでも隣人から苦情を受けることはよくあることなのですが、僕は特に22時以降が絶好調になるから(笑)、24時間弾けることはすごく羨ましい環境です」

小早川先生「わたしが今住んでいる住居は0時まで演奏できるのですが、それでも間に合わないときがたまにあるので、24時間はとても心強いですね」

新島さん「わたしもすごく住んでみたいです。わたしはホールがすごく魅力的で、本番前にここで練習したいと思いました。お部屋で練習するのとは響きが全然違うので、ホールを使って、本番をイメージしながら弾きこみたいです」

Q
新丸子駅から徒歩3分ということでお買い物や移動の利便性も高いですし、夜道を歩く必要がないため防犯の観点でも安心いただけると思います。本日はお疲れのところ、お話しを聞かせていただきありがとうございました!

インタビューを終え、コンチャル先生と新島さんは和やかに記念写真を撮影するシーンも。後進を育てる熱心な先生と、憧れの先生の背中を追う生徒さんの絆が見え、音楽は国も言語も超えて人を繋ぐのだと改めて感じました。

第25回となる「ショパン国際ピアノコンクールin ASIA」は、2023年11月現在、地区大会の真っ只中。2024年には全国大会、アジア大会が待ち受けています。今回PLAY新丸子にてレッスンを受けた生徒さんの中には、「ショパン国際ピアノコンクールin ASIA」の参加を控えている方もいらっしゃいます。夢と野望を乗せて、みなさまが大きく羽ばたかれることを、PLAYシリーズ関係者一同、心より願っております!

演奏家向け防音賃貸マンションPLAYでは、今後も音楽を愛する方々に向け、さまざまなイベントを企画してまいります。どうぞお楽しみに。

ショパン国際ピアノコンクールinASIA – Chopin International Piano Competition in ASIA (chopin-asia.com)